レポート オーガニックの現場から

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2015/06/01

衂抻離螢弌璽后 訴射能対策の取り組み〜

今回は、JONA肥料等資材製造業者である肥料メーカーを紹介します。JONAでは、有機農産物等のJAS法に基づく認定の他にJONA独自認証として肥料等の資材の確認業務も行っています。

世界文化遺産の登録を目指している富士山のふもと、山梨県富士吉田市に衂抻離螢弌璽垢あります。(現在組織変更され社名が「株式会社タケエイグリーンリサイクル」となっています)

衂抻離螢弌璽垢農渋い靴討い詒醂舛蓮2種類の植物質の堆肥(肥料取締法上の特殊肥料に該当します。)です。一つは周辺地域の選定枝や間伐材のみを粉砕して堆肥化したもの。もう一つは、剪定枝や間伐材の粉砕チップを近隣の畜産農家の敷料として出荷し、牛糞を含んだ使用済みの敷料を引き取って堆肥化したものです。この敷料は家畜にとっても心地がよいとのことで、需要が高まっているとのことです。まさに地域と連携した資源循環型のビジネスと言えるでしょう。JONA

剪定枝や間伐材を粉砕しているところ。

富士山ではありません。発酵中の堆肥です。約半年間の発酵を行っている。



さて、放射能の影響についてですが、肥料メーカーとて例外ではありません。食品については、放射性セシウムが200 Bq/Kg(飲料水、牛乳・乳製品)、500 Bq/Kg(野菜類、穀類、肉等)以下として暫定規制値が設けられております。
これと同様、肥料等においても暫定許容値が設定されています。肥料等の場合、長期施用しても原発事故前の農地土壌の放射性セシウム濃度の範囲に収まる水準として、400 Bq/Kg(製品重量)を暫定許容値としています。(詳細は、農水省HPを参照下さい。)

衂抻離螢弌璽垢里△觧獲県は、暫定基準値のチェックが必要と判断されている地域です。衂抻離螢弌璽垢任蓮農水省が示しているマニュアルにしたがってサンプリングを行い、全製品ロットを分析(ゲルマニウム半導体検出器)しています。分析の実施回数は既に100近くになるそうです。
取引先によっては、農水省の暫定基準値以下を要求されており、衂抻離螢弌璽垢任聾粁舛亮け入れ先ごとに分析するなどの対策を行っています。

製品分析で合格した印として「検査済 商品」の札を貼っている。

肥料などは農産物にとっての食料です。つまり、私たちの食料の元を作っていると言っても過言ではありません。今後も放射能とのつきあいは続きますが、地域と連携し良質な肥料作りを続けて欲しいですね。

ホームページはこちら(株式会社タケエイグリーンリサイクル)


以上

※2011年の記事を2015年に一部修正しました。

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