English

JONAの概要

前半(97年以前)の特徴

1.

10、20年と他人の批判をものともせず、誠心誠意有機農業を信じて実践してきた生産者、その協力者(販売業者や加工業者)だけが有機食品の仕事に携わっていた。

2.

有機食品が少しずつ消費者に浸透するに伴い、海外の有機食品(原料や加工品)が日本は良い市場と狙いを定め、輸入品が目立つようになって来た。

3.

市場の拡大に呼応して、まがい物の有機(国産と外国産を問わず)が増加してきたため、消費者やまじめに有機食品に取り組んできた人々の中から、有機食品の正しい表示を求める動きが出てきた。

4.

この間JONAは、日本の有機食品を促進することを目的に、正しい認証と表示を広めるために、認証制度の日本への導入を図った。公平性、透明性、利害関係排除、を原則として組織作りをし、またIFOAM基準と認証の在り方を参考にして、JONA基準と認証プログラムを作成した。

5.

実際に認証を実施するに当たり、当時、日本の認証機関はJONAだけで、海外の認証機関の認証も少なかったため、IOIAの訓練をうけた有機検査員は、国内にごく少数であった。

6.

有機食品に関心があるが、認証の社会的な意義については十分な理解がなく、認証申請もほんの20件程度であった。古くから有機農業を行ってきた生産者の中には、「俺が有機農業をやっているのだ。何で認証が必要なんだ?」と主張する人が多かった。もちろん、それは買う人が信じればなんら問題はないのだが、一般市場で通用する論理でないことを理解して貰うことは大変難しいことであった。

 97年以前を総括するならば、有機食品の評価は高まってきたが、認証の必要性についての理解を推進することが難しかった時期といえます。