令和2年以降農林水産省の事務連絡書に基づき、新型コロナウイルス感染症の影響に対応する方法として、リモート調査を一部の審査で活用してきましたが、農林水産省事務連絡書における特例措置が2023年3月末までとなっております。

なおリモート調査については「有機農産物、有機加工食品、有機畜産物及び有機飼料のJASのQ&A」問37-7において、新型コロナウイルス感染症の影響に関わらず実施することができることが明記されております。

したがって今後当会で実施するリモート調査については、基本的にQ&A問37-7を参考に実施することにいたします。

これまで実施してきた2023年3月末までの特例措置におけるリモート調査と今後実施するリモート調査の主な変更点は以下のとおりです。

1、圃場や施設の追加調査についてリモート調査はできません。また新規認証審査についてもリモート調査では実施できません。(新規認証調査についてはこれまではリモート調査可能でしたが、型コロナウイルスの感染状況改善次第、現地訪問検査の実施が義務付けられていた)

2、現場確認方法について、これまでは写真や動画撮影のみで可としていましたが、オンラインの動画撮影によりリアルタイムでの確認が必要となります。したがって、電波の関係で圃場や工場内でリアルタイムでの撮影ができない場合はリモート調査ができません。

*リモート調査については引き続き、申請者からの希望、およびJONAによる事業者リスク分析にてリスク低と判断された事業者に適用され、当会では連続2回(又は2年)を上限として実施します。

詳細はリモート検査手順書をご覧ください。