JONA会員・認証事業者の皆様

 いつもJONAの活動および認証業務にご協力頂きましてありがとうございます。

さて先日より何回かに分けてご連絡しております10月1日改正JAS法の外国格付表示業者について、申請のポイントと講習会修了テストのご案内をいたします。

 すでにお伝えしたとおり、2022年10月1日以降同等性にもとづく有機品出荷の際に、外国格付表示をする場合(米国・カナダ・EUの有機認証マークを使用する場合)、外国格付表示業者の認証を取得する必要があります。ただし既に外国格付表示実績がある方は、経過措置利用の届出をすることで2023年9月30日まで経過措置期間を設けることが可能です。

 届出がまだお済でない方については、下記より届出をお願いいたします。制度上は22年12月31日までですが、一旦10月末で取りまとめします。

https://www.jona-japan.org/member_news/220915kaigaitodoke/

○申請方法について

 JONAHPのダウンロードページより「様式8-6外国格付表示業者申請書一式」「様式10-6(外国格付表示業者)」をダウンロード後必要事項記入し、添付資料と一緒にJONAに提出して下さい。申請タイミングは年次調査のタイミングを基本としますが、別のタイミングでも構いません。

 

なお、外国格付表示業者の申請にあたって、認証の技術的基準に定める「受入保管責任者」と「外国格付表示担当者」の選任が必要となり、それぞれ「輸出品の受入れ、保管及び包装 に関する課程」と「外国格付の表示に関する課程」を修了する必要があります。

 ただし、2022年8月開催までのJONA有機JAS講習会では上記の課程を含んでいませんので、過去JONA有機JAS講習会を修了した方でも再度講習会を受講する必要があります。

 再受講の方法として今回通信テスト式講習会(解説資料を読んで頂く+認識度テストの提出)を導入致しました。通信テスト式講習会の受講費用は無料です。テストの提出タイミングは基本的に、外国格付表示業者の認証審査申請書と一緒にご提出ください。それ以外のタイミングで提出される際は、JONA代表アドレス(jonacontact@jona-japan.org)までお願いします。

 ※2022年9月以降開催のJONA有機JAS講習会を「講習会おかわり制度」を利用して再受講した方は「輸出品の受入れ、保管及び包装 に関する課程」と「外国格付の表示に関する課程」を修了したことになりますので、通信テスト式の講習会を受講する必要はありません。

 通信テスト式講習会の受講資格は、過去にJONA有機JAS講習会を修了していることです。(JAS協会主催の有機JAS講習会も含む)

※外国格付表示業者の申請をおこなわない事業者は受講の必要はありません。

(通信テスト式講習会の流れ)

  下記説明内容をダウンロードして読んで頂く。

   【1】Q&Aにもとづく制度の解説 、【2】認証の技術的基準の解説

  ・別紙認識度テストの提出

  ・JONA事務局より認識度テスト結果兼修了書の受領

                                              以上